【令和5年地価公示・四国エリア概況】松山市道後温泉地区では地価が上昇に転じる

令和5年1月1日時点における地価調査価格が発表されました。四国エリアにおける各都道府県ごとの地価の動向の概況は次の通りです。

 <徳島県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.6%(前年▲0.6%)、商業地で▲0.8%(前年▲1.0%)となり、いずれの用途も下落傾向が続いており、住宅地は前年から横ばい、商業地は、0.2ポイント下落幅は縮小している。
 
 <香川県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.5%(前年▲0.7%)、商業地で▲0.5%(前年▲0.8%)。用途別の県平均価格は、住宅地が44,600  円/㎡(前年44,300円/㎡)、商業地が89,700円/㎡(前年89,400円/㎡)となっている。
 
 <愛媛県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.0%(前年▲1.1%)、商業地で▲0.8%(前年▲1.0%)。松山市道後温泉地区では、観光客向けの店舗需要は底堅く、また、宿泊客数はコロナ禍前の水準近くまで回復したことから、地価は横ばいから上昇に転じた(松山5-201:336,000円/㎡、+0.9%、前年▲0.0%)。
 
 <高知県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.5%(前年▲0.6%)、商業地で▲0.8%(前年▲1.0%)。いずれの用途も下落傾向は継続しているが、下落幅は縮小している。

 
 
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