令和元年地価調査における地価動向の概況（四国エリア）

　令和元年7月1日時点における地価調査価格が発表されました。四国エリアにおける各都道府県ごとの地価の動向の概況は次の通りです。

　・徳島県
　県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.0％（前年▲1.0％）、商業地で▲1.5％（前年▲1.6％）となり、いずれの用途も下落傾向が続いています。
　
　・香川県
　県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.3％（前年▲0.5％）、商業地で0.0％（前年▲0.2％）。直島町は、瀬戸内国際芸術祭の中心的な開催地であり、観光客のための民宿等の需要や町内企業従業員の住宅需要が堅調なことから、地価が上昇しています。
　
　・愛媛県
　県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.5％（前年▲1.7％）、商業地で▲1.4％（前年▲1.6％）となり、住宅地は平成9年から23年連続、商業地は平成4年から28年連続の下落となっています。なお、 地価の上昇地点が前年度の18地点（松山市 、新居浜市）から24地点 （松山市、新居浜市）に増加したほか、横ばい地点も昨年度の29地点（松山市、今治市、新居浜市、西条市、四国中央市、西予市、松前町）から33地点 （松山市、今治市、新居浜市、西条市、西予市、松前町） に増加しています。
　
　・高知県
　県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.7％（前年▲0.8％）、商業地で▲0.9％（前年▲1.0％）となり、いずれの用途も下落幅は縮小していますが、下落傾向は続いています。

　
　
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