【令和4年地価公示・四国エリア概況】四国4県では依然として地価下落は続いているが、下落幅は全般的に縮小傾向にある
令和4年1月1日時点における地価調査価格が発表されました。四国エリアにおける各都道府県ごとの地価の動向の概況は次の通りです。
＜徳島県＞
県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.6％（前年▲0.9％）、商業地で▲1.0％（前年▲1.4％）となり、いずれの用途も下落傾向が続いているが、住宅地は0.3ポイント、商業地は0.4ポイント下落幅は縮小している。
＜香川県＞
県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.7％（前年▲0.8％）、商業地で▲0.8％（前年▲1.0％）。用途別の県平均価格は、住宅地が44,300 円/㎡（前年44,600円/㎡）、商業地が89,400円/㎡（前年90,000円/㎡）となっている。
＜愛媛県＞
県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.1％（前年▲1.1％）、商業地で▲1.0％（前年▲1.0％）となり、住宅地は平成10年から25年連続、商業地は平成5年から30年連続の下落となっている。なお、 地価の上昇地点が前年度の15地点から11地点 に減少したが、横ばい地点は前年度の48地点から54地点に増加している。
＜高知県＞
県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.6％（前年▲0.8％）、商業地で▲1.0％（前年▲1.2％）。いずれの用途も下落傾向は継続しているが、下落幅は縮小している。
