不動産の基本知識~第1回
これから不動産を購入したいと考えている方、あるいは、複数の投資不動産を所有されている方など、不動産の基本的な知識を持っていると、売買や運用などを有利に進めることができる場面が多々あります。
そこで、この「不動産基本知識」シリーズでは、不動産を扱うプロではない一般の方でも、知っていて損はない不動産に関する知識、役に立つ実務上のお話などをお送りしていきたいと考えております。
第1回目の今回は、「登記簿」についてです。
弊社でも、不動産鑑定のご依頼を受ける際、依頼者に、登記簿の取得をお願いしております。
不動産登記簿は、どこで入手できるか?
登記簿は、お近くの法務局で入手できます。各法務局で、全国の不動産の登記簿を入手できますので、遠隔地の土地の登記簿を取得する場合でも、遠くの法務局まで出向く必要はありません。
法務局で取得できるものは何か?
登記簿、公図、地積測量図、建物図面などが入手できます。また、登記簿は、現在から過去までの経過情報も記載される「登記事項証明書」と、現在の最新情報だけが記載される「要約書」があります。ちなみに、法務局で支払う手数料は、登記事項証明書が600円、要約書が450円となります(2019年11月現在、書面請求の場合)。
次回、もう少し詳しく、登記簿について見ていきたいと思います。
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