地番と住居表示の調べ方

 不動産を扱うプロではない一般の方でも、知っていて損はない不動産に関する知識、役に立つ実務上のお話などをお送りする「不動産基本知識」シリーズの第5回目です。今回は、「地番と住居表示」についてです。
 

「地番」と「住居表示」について

 「地番」とは、土地の1筆ごとに付けられている番号で、登記所は土地登記の管理を行うため1筆ごとに地番を割り振っています。「地番」は主に土地を特定するために利用されます。
 「住居表示」とは、郵便物が届きやすいように建物ごとに一定の法則で番号を振ったもので、住居表示の決定は各市町村によって行われています。「住居表示」は建物を特定するために利用されます。
 

「地番」と「住居表示」の調べ方

 「地番」は、登記が完了した際に通知される「登記識別情報」や、各市町村から毎年送られてくる「固定資産税課税明細」で地番を確認することができます。
 そして、「地番」に対応する「住居表示」を調べるためには、「ブルーマップ」が有用です。ブルーマップは、同じ地図上に地番と住居表示が表記されているもので、法務局や図書館で閲覧することができます。また、法務局に電話等で問い合わせることで、「住居表示」に対応する「地番」が確認できます。

 
 
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