2018年移住希望地ランキング、第1位は

 認定NPO法人ふるさと回帰支援センターは20日、2018年移住希望地域ランキングを公開しました。

 当センターは、ふるさと回帰支援センター(東京)の来場者を対象に、地方移住に関するアンケートを毎年実施しており、2018年の移住希望地ランキングは、1位長野県、2位静岡県、3位北海道という結果となりました。

 3位の北海道は、前回16位から大幅に順位を上げましたが、相談窓口の設置や出張相談会の開催など積極的なプロモーションが要因とのこと。また、前回20位圏外だった佐賀県も10位にランクインしていますが、こちらも女性向けセミナーや起業セミナー開催に加え、市町村の出張相談会や就職相談の機会を増やした結果となっており、移住希望者に対するこのような地道で丁寧なアプローチが地方の人口対策に効果的なのかもしれません。

 全国的に人口流出が止まらず、それに伴い土地価格の下落が続いている地域はたくさんありますが、そのような地域であっても、やり方次第では人口流入、さらには土地価格の下げ止まりなどが可能ということでしょうか。ただし、2020年の東京オリンピック開催の頃を境に、日本の人口減少スピードがさらに加速するという予測も出ており、各地域ではより一層の工夫が求められるようになっていくのだと思います。
 
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