コロナ禍で不動産の購入検討に変化はあったか?(住宅購入に関する意識調査アンケート結果が発表)

 野村不動産アーバンネット株式会社(https://www.nomura-un.co.jp/)が発表した「住宅購入に関する意識調査アンケート(調査期間:令和2年9月18日~令和2年9月30日)」によりますと、

 <1>お住まいの購入検討に変化はありましたか?
 新型コロナウイルスによるお住まい探しへの影響についての質問に対して、「影響なし。引き続き探している」が一番多かった回答で51.1%、「検討を始めるきっかけとなった」の8.9%を合わせると「住まい探しをしている人」は全体の60%となりました。一方、「検討を一旦休止。様子見することにした」29.7%、「検討を中止した」10.3%で、新型コロナウイルスにより「住まい購入の検討を中止、休止している人」の割合は40%となっています。
 
 <2>今、不動産は買い時だと思いますか?
 不動産の買い時感について、今、「買い時だと思う」が4.3%、「どちらかと言えば買い時だと思う」が19.7%で、全体の24%が「買い」と回答し前回調査(令和2年1月)に比べ8.7%減少、「買い時だと思わない」が33.3%で前回比11.1%減少となりました。なお、「わからない」が42.6%で前回比10.8%と大幅に増加しています。
 
 <3>今後、不動産の価格はどうなると思いますか?
 今後の不動産価格について、「上がると思う」は9.4%(前回比3.7%減少)、「横ばいで推移すると思う」は27.9%(同2%減少)、「下がると思う」は39.8%(同5.7%減少)で、いずれも前回調査に比べ減少したのに対し、「わからない」が22.8%で前回より上昇しています。
 
 <4>今、不動産は売り時だと思いますか?
 不動産の売り時感について、今、「売り時だと思う」が9.2%、「どちらかと言えば売り時だと思う」が39.8%で、全体の49%が「売り時」と回答し前回調査に比べ26.6%と大きく減少、「どちらかと言えば売り時だと思わない」が32.4%、「売り時だと思わない」が18.7%となりました。
 
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