【令和3年地価調査・中国エリア概況】新山口駅周辺の商業地では地価は上昇

令和3年7月1日時点における地価調査価格が発表されました。中国エリアにおける各都道府県ごとの地価の動向の概況は次の通りです。

 <鳥取県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.1%(前年▲1.3%)、商業地で▲1.5%(前年▲1.7%)。住宅地は22年連続の下落、商業地は30年連続の下落となっていますが、いずれの用途も下落幅は縮小しています。
 
 <島根県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.1%(前年▲1.2%)、商業地で▲1.3%(前年▲1.3%)。住宅地では、平成15年から19年連続の下落となり、商業地は平成11年から23年連続の下落となっています。
 
 <岡山県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.1%(前年▲1.1%)、商業地で▲0.7%(前年▲0.4%)。住宅地は、市町村別では早島町で横ばい(±0.0%)となった他はすべての市町村で下落となっています。また、商業地は、早島町(+1.6%)、総社市(+0.5%)、岡山市(+0.3%)などが上昇した一方、鏡野町(▲2.9%)、吉備中央町(▲2.7%)、美作市(▲2.6%)などで下落しています。
 
 <広島県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.7%(前年▲0.6%)、商業地で▲0.2%(前年+0.1%)。住宅地は前年に引き続き下落、商業地は前年のプラスから下落に転じました。

 <山口県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.6%(前年▲0.7%)、商業地で▲0.8%(前年▲0.9%)。住宅地では平成11年以降23年連続の下落、商業地では平成6年以降28年連続の下落となりました。なお、新山口駅周辺の商業地では、近年の新山口駅舎改修及び周辺整備(バスターミナル・産業拠点整備等)の完成による都市機能の向上により、新しい街への発展期待感から地価は上昇しています(山口5-8:98,600円/㎡、   +11.0%)。

 
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