ご依頼する際の注意点~対象不動産・価格時点・価格の種類について
不動産鑑定士が評価を行う際、まず確定しなければならないのが、「対象不動産」・「価格時点」・「価格の種類」の3つです。ご依頼者が不動産の鑑定評価を依頼する際、前もって、この3つについて整理をしておくと、不動産鑑定士との打合せがスムーズになると思います。
1. 対象不動産
対象となる不動産はどのようなものであるか、土地だけなのか、土地建物なのか、建物は自用なのか他人に貸しているのか、また、土地は何筆あって、一体の土地なのかどうかなどをお聞かせいただきます。お電話などでやり取りする場合は、お手元に登記簿や公図、地図などをご準備いただいてからの方がいいかもしれません。
2. 価格時点
価格時点とは、いつの時点の不動産価格を求めるか、ということです。不動産価格は常に変動していますので、評価にあたって価格時点を決めることは重要となります。
3. 価格の種類
評価上、価格の種類には、正常価格、限定価格、特定価格、特殊価格があります。一般の方にとって、これらの細かい価格の種類にはあまり馴染みがないと思いますので、ご依頼者の依頼目的をお聞かせいただき、その目的に応じた適切な価格の種類を判断し、ご説明させていただきます。
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