2020年1年間の首都圏不動産の市場動向について(東日本不動産流通機構)

 公益社団法人東日本不動産流通機構(http://www.reins.or.jp/)が発表した「首都圏不動産流通市場の動向(調査期間:令和2年1月~令和2年12月)」によりますと、

 <中古マンション
 ・首都圏中古マンションの成約件数は35,825件(前年比6.0%減)で、2年ぶりに前年を下回りました。
 ・一方で、成約価格は1㎡当たりの単価(55.17万円)及び総額(3,599万円)ともに前年より上昇しています。1㎡当たりの単価は8年連続の上昇となっており、この8年で44.5%上昇しています。同様に成約価格総額も8年連続で上昇しています。
 
 <中古戸建住宅
 ・首都圏中古戸建住宅の成約件数は13,348件(前年比2.4%増)で、2年連続で前年を上回り、2016年に記録した13,195件を上回り、4年ぶりに過去最高を更新しました。
 ・成約物件価格は首都圏平均で3,110万円(前年比0.2%下落)と2年連続で前年を下回りました。
 
 <新築戸建住宅
 ・首都圏新築戸建住宅の成約件数は6,334件(前年比7.9%増)で、2年連続で前年を上回りました。
 ・成約物件価格は首都圏平均で3,486万円(前年比0.7%下落)と中古戸建住宅同様、2年連続で前年を下回りました。
 
 <土地
 ・首都圏における土地の成約件数は5,828件(前年比0.02%増)で、ほぼ横ばいとなっています。
 ・成約価格は1㎡当たりの単価(19.41万円)及び総額(2,810万円)ともに前年の水準を下回っています。1㎡当たりの単価は前年比2.8%下落、総額は同3.0%の下落。
 
 
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