【令和2年地価調査・東海エリア概況】愛知県では住宅地・商業地ともに地価は下落に転じる

令和2年7月1日時点における地価調査価格が発表されました。東海エリアにおける各都道府県ごとの地価の動向の概況は次の通りです。

 <愛知県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.7%(前年+0.9%)、商業地で▲1.1%(前年+3.7%)。住宅地では、刈谷市のみが上昇となり、南知多町、美浜町など51市町は下落となりました。また、商業地は豊橋市、豊田市の2市のみが上昇、南知多町、美浜町など41市町は下落となりました。
 
 <岐阜県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲2.0%(前年▲1.4%)、商業地で▲2.2%(前年▲0.9%)、工業地で▲0.9%(前年▲0.1%)。全ての用途でマイナスの変動率を示し、28年連続の下落となりました。
 
 <静岡県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.6%(前年▲1.0%)、商業地で▲1.7%(前年▲0.1%)、工業地で▲0.9%(前年▲0.2%)。いずれの用途も下落基調が続き、下落幅も拡大しています。
 
 <三重県
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.6%(前年▲1.5%)、商業地で▲1.3%(前年▲0.9%)となり、住宅地は平成5年から28年連続、商業地は平成4年から29年連続の下落となっています。
 
 
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