不動産の価格査定の方法教えます~第7回

 不動産の価格をご自分で査定したい人向けの「みんな鑑定士」シリーズの第7回目です。

 地域のだいたいの価格を把握するため、これまでに「地価公示」、「地価調査」、「相続税路線価」、「固定資産税路線価」の4つが出てきましたので、今回はこの4つを整理したいと思います。

地価公示国土交通省が公示する価格で、土地売買で不動産価格を決定する際の指標となるものです。
地価調査都道府県知事が公表する価格で、地価公示同様、土地売買で不動産価格を決定する際の指標となるものです。
相続税路線価国税庁が公表する価格で、地価公示価格の8割程度の水準です。
固定資産税路線価各市町村が公表する価格で、地価公示価格の7割程度の水準です。

 次回からは、各個別の不動産価格に影響を与える要因にいきたいと思います。
 
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