平成31年地価公示における地価動向の概況(信越・北陸エリア)

国土交通省は19日、平成31年1月1日時点における公示価格を発表しました。信越<北陸エリアにおける各都道府県ごとの地価の動向の概況は次の通りです。

 <新潟県>
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.8%(前年▲1.1%)、商業地で▲1.4%(前年▲1.7%)となり、いずれの用途も下落幅は縮小しましたが、住宅地は22年連続、商業地は27年連続の下落となりました。住宅地で価格が上昇したのは全て新潟市で62地点(前年は46地点)となり、同様に、商業地でも価格が上昇した地点は全て新潟市で18地点(前年12地点)となりました。
 
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 <長野県>
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.2%(前年▲0.5%)、商業地で▲0.7%(前年▲1.0%)となり、住宅地は22年連続、商業地は27年連続の下落となりました。市町村別の平均変動率で、住宅地では長野市、松本市、塩尻市、安曇野市、軽井沢町、小布施町、白馬村で上昇、松川村、野沢温泉村で横ばい、それ以外は下落となりました。また、商業地では、長野市、松本市、安曇野市、軽井沢町、小布施町、白馬村で上昇、塩尻市で横ばい、それ以外は下落となりました。
 
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 <富山県>
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲0.1%(前年▲0.4%)、商業地で▲0.2%(前年▲0.2%)となり、住宅地は平成6年から26年連続、商業地は平成5年から27年連続の下落となりました。住宅地では、富山市で平均変動率が5年連続の上昇となり、上昇幅は拡大となりました(+0.8%、前年は+0.1%)。商業地では、富山市と舟橋村が上昇した一方、その他の市町では下落となっています。
 
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 <石川県>
 県全体の平均変動率は、住宅地で+0.4%(前年▲0.1%)、商業地で+1.3%(前年+0.7%)となり、住宅地がプラスに転じたほか、商業地は引き続き上昇となりました。
 
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 <福井県>
 県全体の平均変動率は、住宅地で▲1.1%(前年▲1.2%)、商業地で▲0.9%(前年▲1.0%)となり、いずれの用途も下落幅は僅かに縮小しましたが、下落傾向は続いています。県内の上昇25地点(前年は22地点)のうち、住宅地は17地点(前年15地点)、商業地は8地点(前年7地点)となっています。
 
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