平成31年地価公示が公表されました

 国土交通省は19日、平成31年1月1日時点における公示価格を発表しました。

 全国平均では、住宅地(+0.6%)・商業地(+2.8%)・工業地(+1.3%)、全ての用途で上昇となり、用途別では、住宅地が2年連続、商業地が4年連続、工業地が3年連続の上昇で、それぞれ上昇基調を強めています。

 三大都市圏(東京・大阪・名古屋)では、住宅地・商業地・工業地、全ての用途について各圏域で上昇が継続し、上昇基調を強めています。

 地方圏でも、住宅地・商業地・工業地、全ての用途で上昇となり、特に住宅地は平成4年以来27年ぶりに上昇に転じています(商業地・工業地は2年連続の上昇)。地方圏のうち、地方4市(札幌・仙台・広島・福岡)では全ての用途で上昇が継続しているが、それ以外の地方は下落幅の縮小は続いているものの、依然として下落傾向から抜け出せない状況となっています。

 なお、今回の平成31年地価公示より、地価公示の鑑定評価書が全て国土交通省のHP上で公開されることになりましたので、興味のある方はご覧ください。

 明日からは、各都道府県ごとに地価変動の状況を見ていきたいと思います。
 
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