正式な不動産鑑定と簡易評価(不動産調査報告)の違い

 普段、お電話やメールなどで問い合わせをよくいただきますが、その中でも特に多い質問とそれに対するご回答内容を紹介したいと思います。
 
 質問:正式な不動産鑑定簡易評価(不動産調査報告)の違いは何ですか?

 回答:弊社では、2種類の評価サービスをご提供しています。一つ目は、不動産鑑定評価基準に基づく正式な「不動産鑑定」、二つ目は不動産鑑定評価基準に基づかない簡易な「不動産調査報告」です。

 「不動産鑑定」は、法律的に認められた信頼性の高いもので、ご依頼者のみならず、ご依頼者以外の者(案件により、相続人や売買当事者、市役所や税務署など)が利用することを前提としており、対外的にも信頼性の高い不動産鑑定評価書を作成いたします。

 「不動産調査報告」は、原則として、ご依頼者のみが利用することを前提としております。そのため、土壌汚染調査や建物内部の確認などの評価作業の一部が割愛され、報告書内において「価格等調査の基本的事項及び手順が不動産鑑定評価基準に則っていないため、不動産鑑定評価基準に則った鑑定評価を行った場合には結果が異なる可能性がある。」旨、明記されます。

詳細は不動産調査報告(簡易評価)と不動産鑑定(正式な鑑定評価)の違いをご覧ください。

 また、両者は報酬料(鑑定費用)にも違いがありますので、詳しくは鑑定報酬料(鑑定費用)ページをご覧ください。